転職活動中に内定をもらった企業からオファー面談の誘いを受けたんだ。
でも、これまでオファー面談に参加したことがないから不安なんだ。
オファー面談は内定者に対する最終確認だ。
内定を承諾するか考える時の判断材料にしよう。
転職では、内定をもらった企業からオファー面談の誘いを受けることがあります。
オファー面談を実施しない企業は多いため、聞きなじみのない方も多いことでしょう。
このページでは、オファー面談に関する基本的な説明から実施の目的、確認事項について詳しい情報を解説しています。
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オファー面談とは
オファー面談は、企業が内定者に対して業務内容や労働条件、待遇といった詳細を話すために行われます。
最大の目的はすり合わせをすることによるミスマッチの防止ですが、その他にも
- 会社の雰囲気を知ってほしい
- 社内見学をしてほしい
- 先輩社員と話す機会を設けたい
といった理由から実施されることもあります。
オファー面談は、法律で義務付けられていないため実施していない会社は多いですが、反対に重要視している会社も少なくありません。
オファー面談で不採用にはならない
オファー面談は企業と内定者との間で行われるため、面談の内容で不採用となる事はほとんどありません。
ただし、採用に関わるトラブルが発生した場合はその限りではありません。
重要な情報については面接会や書類選考で伝えておきましょう。
オファー面談で確認すべき労働条件
オファー面談で不採用にならないのは安心だね。
ちなみに面談では何を確認すれば良いのかな?
面談で確認すべき重要事項について解説しよう。
オファー面談で確認すべきポイントは以下の6つです。
担当者の説明に不足があった場合には、積極的に質問して疑問を解決しておくと良いでしょう。
- 給与に関すること(昇給・ボーナス・残業代を含む)
- 業務内容、勤務地
- 就業時間、平均残業時間
- 福利厚生
給与に関すること(昇給・ボーナス・残業代を含む)
昇給やボーナス、残業代といった給与に関するトラブルは非常に多いため、まずはこれらについて確認しておきましょう。
担当者からは、基本給と賞与に関する簡単な説明しかされない場合があります。
詳しい説明がされない場合には、昇給・ボーナスの有無と実績、残業の制度と残業代の額について質問しておくと良いでしょう。
業務内容、勤務地(転勤の有無)
入社後のトラブルで多いのが、業務内容や勤務地が入社前の話と異なっていたり詳しい説明を受けていなかったケースです。
- 自分がどんな物、サービスを扱うのか
- 誰を相手に仕事するのか
- 勤務地、就業場所はどこか
- 転勤はあるのか
以上4つについて質問し、入社後のミスマッチを防ぎましょう。
就業時間、平均残業時間
就業時間や残業時間は所属する部署によって異なることがあります。就業時刻より早い出社が求められることもあるので、求人票の記載を鵜呑みにしてはいけません。
現在勤務している社員についての出社時刻、退社時刻、平均残業時間を確認しましょう。
また、残業時間は繁忙期と閑散期で大きく異なることもあるので、年間を通してどういった変動があるのか質問するのがおすすめです。
福利厚生
福利厚生については、応募時に聞いていた話と相違がないかを確認しましょう。
特別休暇(出産休暇、育児休暇、忌引)の取得率を質問しても良いでしょう。
オファー面談は年収交渉も可能
年収交渉をしたい人はオファー面談のタイミングで話してみても良いのかな?
そうだな、内定者からの希望を伝えることで検討してもらえる可能性があるぞ。
オファー面談は、入社にあたってすり合わせを行う場であるため、労働者側の相談や希望についても話すことができます。
例えば、年収交渉や内定承諾の保留、入社日の調整といった相談をすることで希望に沿うよう変更してもらえる可能性があります。
面談が終わると『合意した状態』となってしまうため、雇用に関する重要な話はしづらくなってしまうので給与や賞与、ボーナスに関する不満は、面談中に話しましょう。
年収交渉の方法やメールについては『年収交渉のメールを例文付きで解説!交渉成立に直結するポイントとは』をご覧ください。
オファー面談を受けた後は
アドバイスを参考にオファー面談に参加してきたよ。
参加してその後は何をすれば良いのかな?
オファー面談を受けたら内定を承諾するか考え、早めに連絡しよう。
オファー面談を行い、会社とのミスマッチがないことを確認したら内定を承諾するか考えましょう。
内定承諾の回答期限は、内定通知を受けてから1週間程度が目安となります。
会社によってはオファー面談の際に内定承諾の意思があるか聞かれることがありますが、内定から日が浅い場合には即答せず、後悔が残らないかよく考えましょう。
内定承諾の期限を交渉したい場合は『転職の内定はいつまで保留できる?メールの例文、送り方の注意点を紹介』を参考に早めに連絡を入れてください。
オファー面談についてまとめ
このページでは、転職活動で内定をもらった方に向けてオファー面談について解説しました。
オファー面談は、企業と内定者との間ですり合わせを行う重要な機会です。
内定者側から希望や相談を持ちかけることができるため、給与や賞与、残業、福利厚生など気にかかる事があれば積極的に話しましょう。
また、内定承諾や辞退の連絡は期限内に行い、回答期限を伸ばしたい方は早めに相談しましょう。
内定辞退方法を確認したい方はこちら
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