今の仕事に将来性を感じられなくて転職したいんだ。
でも、上司や同僚にはお世話になったし、辞めるのは申し訳なく感じるよ。
転職の際に残った社員のことを考える気持ちも分かるが、良い考え方ではないな。
今回は、転職活動とお世話になった人達への対応について解説しよう。
転職したい気持ちはあっても「残った社員に迷惑がかかる」「お世話になった上司に申し訳ない」という気持ちから踏み出せずにいる人も少なくありません。
仕事を辞めるのは悪いことではないと知っていても、誰かに迷惑がかかってしまうと罪悪感を感じてしまうものです。
このページでは、お世話になった人への対応、転職のするべきかについて解説しています。
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転職時に上司や同僚に申し訳ないと感じる人は多い
転職経験のある社会人50名を対象に『お世話になった人に申し訳ないと感じた経験があるか』を調査した結果、回答者の7割近くが『ある』と回答していました。
誰に申し訳なく感じたか経験者のコメント
転職で『誰に申し訳なく感じていたか』実際の声を紹介します。
20代・男性・Sさん
転職先:メーカー・生産管理職
お世話になった上司に対して引け目を感じていました。
繁忙期だったこともあって、スムーズに受理されこと驚いたのを覚えています。
20代・男性・Fさん
転職先:税理士事務所
お世話になった人には申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
それでも転職したい意思が強かったので早いうちに申し出た方が良いと判断しました。
40代・女性・Fさん
転職先:製品メーカー・事務職
前の同僚は優しくて良い人達ばかりだったので私の退職も残念がってくれました。
退職してから後ろめたい気持ちになりました。
辞めづらく感じる理由の多くは人間関係
会社を辞めづらく感じる理由として『人間関係』があります。
お世話になった上司や同僚に申し訳なさを感じている方がいる一方で、退職妨害を受けて転職活動がスムーズに進まないケースも珍しくありません。
- 退職したくも取り合って貰えない
- 新しいプロジェクトに参加させられる
- 終わらない業務、引継ぎを任される
- 引き止めを受ける
など、人間関係を理由に退職できない人も多くいます。
転職の迷惑は一時的なもの
誰にも迷惑をかけることなく円満退職する方法はないのかな?
人事や上司は手続きをすることになるから誰にも迷惑をかけない方法はない。
だが、転職の手続きや穴埋めによる損失は一時的なものだ。
社員が転職すると、人事や上司は退職の手続きを行うことになります。
また、人員不足を補う同僚や次の雇用を確保する採用担当者にも少なからず迷惑がかかります。
しかし、これらの時間的・経済的な損実は会社運営で必ず生じるものであり、転職を辞めるほど特別な事ではありません。
申し訳なさを感じた時に実践すべき迷惑の少ない転職方法
会社側から転職を妨害されることもあるんだね。
退職交渉をスムーズに進めるためには何をすれば良いのかな?
会社への負担が少なければ退職を受理される可能性もアップするだろう。
申し訳なさを感じた人も実践できる方法になっている。
ここからは、お世話になった人に迷惑のかからない退職方法を紹介します。
押さえておきたいポイントは以下の3つです。
- 退職の申し出は早めに行う
- 繁忙期を避けて退職する
- 引継ぎ作業をしっかり行う
退職の申し出は早めに行う
法律上、退職の申し出は退職日の2週間前までにすれば良いのすが、直前の申し出はトラブルのもとになります。
就業規則により定められている可能性もあるので退職交渉は退職日の1~2か月前と余裕を持って行いましょう。
退職交渉を早く行うことで、会社側が準備をしやすくなるだけでなく、引継ぎ作業に費やす時間を増やすことができます。
繁忙期を避けて退職する
退職の時期を調整できるようであれば、繁忙期を避けることでお世話になった社員に迷惑がかかるのを防ぐことができます。
一般にエントリーから内定までには1~2ヶ月の期間を要します。
繁忙期から逆算して内定時期を調整したり、企業側と入社時期を相談すると良いでしょう。
引継ぎ作業をしっかり行う
転職時には、引継ぎ作業をしっかりと行うことで、他の社員に迷惑がかかることを防ぐことができます。
引継ぎ作業では、後任者がいなかったり作業が期間内に終わらないなどの理由でスムーズに進まないことがあります。
退職日が迫っている場合には、仕事のやり方についてのマニュアルを作成してスムーズな引継ぎに繋げましょう。
引き止めがしつこくて転職できな方は『しつこい引き止めで転職できない!引き止められる人・パターン別対処法』をご覧ください。
転職で申し訳なく感じた時のまとめ
このページでは、転職の際にお世話になった人に申し訳ないと感じてしまう方向けの情報を紹介しました。
転職に際して罪悪感を感じてしまうのは、特別なことではありません。
大切なのは退職まで自分の意志を強く持ち続けることです。
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