転職活動を始めたけど、面接で落ちてなかなか内定を貰えないんだ。
面接を通過できないのには何か理由があるのかな?
自己PRやキャリアビジョンが伝わらないことで面接に落ちやすい人は多いな。
どういった理由で落ちているのか解説しよう。
就活・転職活動の際に、面接で不採用になるのは珍しいことではありません。
中には、何社も応募しているのに1~2次面接落ちばかりで、最終面接まで進めない人もいることでしょう。
では、面接で落ちる人にはどういった特徴があるのでしょうか?
このページでは転職活動を行う方に向けて、面接で落ちる理由や対策について解説しています。
→正社員転職ならリクナビNEXT1次面接から最終面接まで面接官は何を見ているのか?
面接は1次面接から始まり、社長や役員の参加する最終面接へと進むのが一般的です。
それぞれの過程で面接官が注目しているポイントを解説します。
・1~2次面接(人事、社員面接)
1~2次面接では、人事や募集部署の社員が基本的なビジネスマナーやコミュニケーション能力、会社へのマッチング度を測ります。
企業によっては応募者の疑問を解決したり、会社をよく知ってもらうための機会にしていることもあります。
現場の目線から人となりや志望動機を見ているため「人間性に問題はなく、社風にも合っている」「一緒に働けそう」と判断されることが1~2次面接を通過するためのポイントです。
・最終面接(社長、役員面接)
社長や役員の出席する最終面接では、長期的な目線で会社に大きな利益を生む人材であるかが見られています。
明確なキャリアビジョンを持って応募しているか、将来的に会社に貢献できるかが重要になるので、しっかりと企業研究を行い、入社後にやりたい事を細かくまとめておくことが大切です。
面接で落ちる理由、落ちる人の特徴6選
1次面接と最終面接では見られるポイントが全く違うんだね。
何にアピールするか考えないと評価されないのか。
そうだな、どのタイミングで落ちているのかを振り返って原因を考えてみよう。
書類選考は通過できるのに面接試験で落ちる人は、採用担当者から減点を受けている可能性があります。
面接で落ちる理由として多いのが以下の6つです。
- 礼儀・マナーが身についていない
- 質問の対して的確に答えられない
- スキル・経験が不足している
- やる気、明るさが感じられない
- 業界研究(企業研究)、自己分析ができていない
- 入社後のイメージ(キャリアビジョン)が明確でない
礼儀・マナーが身についていない
中途採用では、基本的な礼儀やビジネスマナーが最低条件とされることが多いです。
時間にルーズだったり、挨拶ができていない、声が小さいなど会社で働くうえで必要な能力が身についていないと『マナー、能力に問題あり』とみなされます。
1~2次面接で落ちる人は、基本的なマナーで弾かれている可能性があります。
自身のビジネスマナーを見直すためには、マナー本を読んだりハローワークやオンラインの就活支援サービスを利用して模擬面接を受けると良いでしょう。
質問の対して的確に答えられない
面接官からの質問に対して、質問の意図や求められている情報量を正しく判断できないと、対人関係やコミュニケーション能力で減点を受ける可能性があります。
例えば、聞かれていない内容を話したり、質問の意図に沿って答えられないのはコミュニケーション能力の点で問題があります。
他にも、面接官が「簡単に説明してください」と言っているのに長々とアピールするのも逆効果です。
面接対策として回答を用意している人は多いですが、ケースバイケースで分量や話し方を変える必要があります。
スキル・経験が不足している
転職で最も重要視されるのが、応募者のスキルや経験です。
どの企業も新人教育に時間と費用を費やすのは避けたいと考えています。そのため、未経験者よりも知識や経験を持った人材の方が採用されやすくなります。
業界で活かせるスキルを有していたり、実務経験が豊富だとポテンシャルや即戦力を評価されて、採用されることがあります。
反対に、アピールできるスキル・経験がない転職者は、応募者間での競争に負けやすいのです。
やる気、明るさが感じられない
企業の採用担当者は、転職者のやる気や明るさにも注目しています。
「挑戦意欲が評価されるのは新卒まで」と思っている人は多いですが、企業側は少しでもやる気のある人に働いてもらいたいと考えています。
面接での表情が暗かったり、声のトーンが低い、入社への熱意が姿勢に表れていないなど、相手に与える印象を意識していないと落ちる可能性が高まります。
面接対策をする際には、自分の声の大きさや高さ、表情を確認しながら話すと良いでしょう。
業界研究(企業研究)、自己分析ができていない
業界や企業に関する情報収集、自己分析がしっかりできていないと1~2次面接で落ちることがあります。
例えば、異業種への転職では、情報不足によって質問に答えられなくなるケースは珍しくありません。
また、転職市場における自身の価値、業界へのマッチング度を理解していないと採用される見込みのない会社に応募したり『社風や風土にマッチしていない』とみなされる可能性があります。
リクナビNEXTをはじめとする大手の転職サイトには、自己分析を基に業界を絞れる機能があるので自己分析がまだの方は利用してみると良いでしょう。入社後のイメージ(キャリアビジョン)が明確でない
役員面接や社長面接で落ちてしまうという方は、明確なキャリアビジョンを持っていないために面接官の興味を惹けていない可能性があります。
キャリアビジョンに関する質問では入社後の目標を伝えたり、自分の経験・スキルと活かし方を説明する、業界への理解度の高さを知ってもらうなど、様々なアピールができます。
面接官は『企業の将来を考えたうえで発言しているか』を重要視しているので、入社後5~10年以降のキャリアビジョンを考えておくと良いでしょう。
キャリアビジョンは面接で必ず聞かれる項目なので、業務内容や会社の強みを確認しておくことが大切です。
キャリアビジョンを考える際には、転職会議など企業のクチコミサイトを利用すると、社員のキャリアパスや求められる人物像を知ることができます。
面接に落ちるのは珍しくない、次の面接に備えよう
面接で落ちる理由については分かったけど、実際に不採通知が届くとショックを受けるよ。
面接で不採用になった時にはどうすれば良いのかな?
落ち込むのは分かるが人格を否定されているわけではない。
次の面接までに問題点をなくせるようプロに相談するのがおすすめだ。
面接に落ちた時のショックは、志望度が高いほど、選考が進むほどに大きくなります。
不採用通知を受けると人格を否定されたような気分になりますが、必要以上に落ち込む必要はありません。
採用担当者が企業と応募者とのマッチング度を判断しているため、思うような結果が付いてこないのは当然のことです。
面接に問題があって不採用になっている場合には、問題点を振り返ったり就活支援サービスを利用して模擬面接を受けることで改善することができます。
面接に落ちた際には、そもそも企業とのミスマッチはなかったか、面接の内容に問題があったのか自分なりに分析を行いましょう。
模擬面接を受けるならマイナビエージェントがおすすめ
面接に落ちる理由が分からない方、プロのサポートを受けて転職活動を行いたい方には、マイナビAGENTの利用がおすすめです。
大手マイナビが提供するサービスということもあり、求人やキャリアアドバイザーの質が非常に高いです。
選考書類(履歴書、職務経歴書)の添削、模擬面接には力を入れており、面接で落ちる原因を減らしていくことができます。
選考対策以外にも、カウンセリングや求人案内、年収交渉など、企業との面倒なやり取りを代行してくれるのも嬉しいポイントです。
相談のみの利用も歓迎しているので、気軽に登録してみてください。
マイナビエージェント公式サイト
面接で落ちる理由と対処法まとめ
このページでは、面接試験で落ちている方に向けて、面接で落ちる人の特徴や対象法、模擬面接を受けられるおすすめの転職支援サービスを紹介しました。
中途採用では、最低限のマナーや礼儀はもちろん、熱意、人間性も注意深く観察されています。
会社とのマッチング度が低いと判断されれば落ちることもありますが、決して珍しいことではありません。面接での不採用は、問題点を洗い出すきっかけとして次の面接に備えましょう。
一人での転職に限界を感じたら、リクナビNEXTの自己分析機能を利用したりマイナビAGENTで徹底したプロのサポートを受けると良いでしょう。
面接の合格サインについては『最終面接の合格、不合格が分かるサインを紹介!転職に使える判断方法6選』をご覧ください。
コメント