現在の住所から離れた地に転職したいと思って、引越しをする予定なんだ。
転職に伴う引越しでは何を準備すれば良いのかな?
それなら、引越しのタイミング、やることについてリスト化して紹介しよう。
就活や転職活動をしている人の中には、引越しを前提に遠方の企業に応募している方も多くいます。新しい地での新生活には、期待やわくわくした気持ち、気の引き締まる思いを感じることでしょう。
しかし、引越しの前後は忙しく、引越し作業の他にも各種手続きなど、やることがたくさんあります。入社に向けてしっかりと準備していないと、働き出してから困ることがあるので注意しましょう。
このページでは、転職を機に引越しをする方に向けて、動き出すタイミングや必要な手続き、やるべきことを紹介しています。
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転職先と引越しのタイミングとは?
転職によって引越しが必要となる場合、入社までの期間と勤務先によって動き出すタイミングが異なります。
・勤務先が決まっていて入社までに時間がある
入社後の勤務地が決定しており、入社日までに十分な時間がある場合には新居を探して引越し作業を進めても良いでしょう。
借り上げ社宅として法人契約を結ぶ会社も多いですが、個人契約よりも審査に時間を要するため早めに動き出す必要があります。
また、居住エリアは会社から遠すぎない場所を選び、近くに駅やコンビニ、スーパーがあるかを確認しておきましょう。
・勤務先が決まっているが入社までに時間がない
入社後の勤務地が決まっているものの、入社日までに十分な時間がない場合には、無理に引越しを済ませておく必要はありません。
現在の住居から通ったり、ウィークリーマンションやマンスリーマンションを利用しながら新しい物件を探すのがおすすめです。
入社前に急いで新居を探しても失敗する可能性が高いので、実際にその土地の生活を体験してから住みやすい場所を見つけましょう。
・ 勤務地や配属先が決まっていない
勤務地や配属先エリアが決まっていない時には、引っ越しをせずに入社して正式な勤務先が伝えられるまで待ちましょう。
勤務地が決まるまでは、マンスリーマンションや社員寮を利用することで引越し費用を節約できます。
転職に伴う引越しでやるべきこと・各種手続き
ところで、引越しの前後では何をすれば良いのかな?
初めてだからよく分からないや。
それなら、やることリストを紹介しよう。
入社までに全て終わるよう計画的に進めてくれ。
次に、転職のために引越す方に向けて、引越し前後でやるべきことを紹介します。
- 転出届・転入届の提出(転入届は引っ越し後14日以内)
- 銀行口座の開設・解約(転居届提出後)
- 印鑑登録の手続き(転居届提出後)
- ライフラインの利用停止・申し込み(申し込みは引っ越し前数日~1週間前)
- 証明書や書類の住所変更
引越しのやること①『転出届・転入届の提出』
引越しによって住所が変わる方は『転出届』と『転入届』を市区町村の役所に提出して住民票の変更を行います。
・転出届の意味と役割
転出届とは「この住所から出ていきます」という旨の届け出で、引っ越し前まで住んでいた市区町村の役所に提出します。
転出届を提出することで『転出証明書』が発行されるのですが、この証明書は転入届を提出する際に必要となるので保管しておきましょう。
・転入届の意味と役割
転入届とは「これからこの住所を使います」という旨の証明書で、引っ越し先の市区町村の役所に提出します。
この転入届を提出しないと、現住所が必要となる一部の手続きができないので、新居に住み始めた日から14日以内という期限が設けられているので期間内に提出しましょう。
引越しのやること②『銀行口座の開設』
他県など遠方の企業に就職する場合、これまで使用してきた銀行では給与の支払いができないこともあります。
必要に応じて、給与振込専用の銀行口座を開設しておきましょう。
就職するエリアの地方銀行に口座を作ることで、給与の振り込みができるだけでなく、これまで利用してきた銀行の支店が少ない場合にも困らなくて済みます。
また、使用しなくなった口座がある場合には解約手続きも忘れずに行いましょう。
引越しのやること③『印鑑登録の手続き』
転出届を提出すると印鑑登録が失効するため、新しい登録証を発行する必要があります。
ただし、同じ市区町村内で引越す場合には、転出届の提出によって印鑑登録の住所が変更されるため印鑑登録手続きは必要ありません。
また、印鑑登録は転出届の提出と共に失効するため、廃止手続きは必要ありません。
引越しのやること④『ライフラインの利用停止・申し込み』
引越しの前後では、電気・水道・ガスの利用停止と利用開始の申し込みをする必要があります。
転出する住居については、電話やインターネットから所定の会社に連絡して利用を停止しましょう。
また、新居のライフラインについては、事前に所定の会社に連絡するか、申込書を提出します。ガスの開栓には立会人が必要となるので日時を決めておきましょう。
引越しのやること⑤『証明書や書類の住所変更』
引っ越しが済んだら住所の記載がある証明書や書類について住所変更を行います。
前の住所のままにしておくと証明書としての効力を失ったり、スムーズな手続きができなくなることがあります。転職の場合には、入社までには変更しておきましょう。
以下の所定の機関に変更届を提出するのは以下の3つです。
- 自動車(運輸支局)
- 運転免許証(警察署)
- 預金通帳(銀行)
また、以下の3つについては電話やインターネットで住所変更の手続きを行うことができます。
- 生命保険
- 通信料金
- クレジットカード
この他にも住所登録をしているサービスの住所も変更しておきましょう。変更が完了していないと、前の住所にお知らせはがきや請求書が届くことがあります。
引越しの下調べ・日時の決定のタイミング
引越し前後でやることは多いから早めに動き出したいね。
転職活動がどこまで進んだら、引越し準備を始めるべきかな?
下調べだけは内定前に済ませておくと良いだろう。
入社が決まったらすぐに引越し日時を決めよう。
転職に伴い引越しが必要となったら、早い段階から下調べ・日時決定を行いましょう。
・下調べを始めるのは最終面接に進んだ頃
下調べを始めるベストなタイミングとしては、最終面接まで辿り着いた時になります。
最終面接まで進む頃には、引越しが必要なのかはっきりしているでしょう。また、かなり高い確率で採用されるので、ここが動き出しのタイミングになります。
物件や具体的な入居日までは決めずとも、大まかなエリアや会社までの距離、入居の条件を考えておくことで、引越しをする際に時短となります。
- 引越しの日時は転職に影響がないよう決定する
引越しの日時は転職に影響が出ないように決定します。
引越しでは引越し作業の他に、各種手続きや登録が必要となります。慣れない環境での勤務となると精神面でも疲労するので、転職を優先した方が良いでしょう。
万が一、引越しのタイミングが遅れそうな時には、予定日と共に遅れる旨を伝えておきます。
最終面接の合格・不合格サインはこちら
転職と引越しについてのまとめ
このページでは、転職に伴い引越しが必要となる方のために、引越しのタイミング・やること、動き出す時期について解説しました。
引越しでは、やることが多いため精神的にも肉体的にも披露します。十分な時間がない場合には、入社して仕事が落ち着いたころに引越すのがおすすめです。
もし、転職に際して不安や疑問がある方はマイナビAGENTを始めとする転職エージェントを利用して仕事を探しましょう。
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