企業のwebテストがボロボロだったよ。
SPIって初めてで対策をしていなかったんだけど、転職にはどれくらい影響するの？
そうだな、今回はwebテストについて解説しよう。
しっかり対策することで安心してエントリーできるぞ。
転職の際には、webテストの受験が必要になることがあります。
基本から発展まで出題のレベルは企業によって異なり、受験した人の中には「手ごたえが悪かった」「受験結果が悪くて心配になった」と答える方も多くいます。
実際のところ、webテストの結果は選考にどれくらい影響するのでしょうか？
また、webテストの対策はどのように行えば良いのでしょうか？
このページでは、webテストについての基本的な説明から、選考への影響、対策に使用したい本を紹介しています。
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webテスト（SPI）とは？
まずは、webテストについて基本的な情報を確認しましょう。
webテストは、企業が採用活動に取り入れる選考過程のひとつで、インターネット上で受験できる試験のことです。
応募者の能力や性格、仕事への適正などを測る目的で採用過程に取り入れられます。
多くの企業が『SPI』を採用していますが、webテストには他にもいくつかの種類があります。種類とその詳細は以下の通りです。
| 提供企業 | 出題 | |
| SPI | リクルート | 言語・非言語・適性検査 |
| ENG | リクルート | 英語 |
| GAB | 日本SHL | 言語・非言語・能力 |
| 玉手箱 | 日本SHL | 性格・能力 |
| TG-WEB | ヒューマネージ | 言語・非言語 |
ほとんどの企業がSPIを導入していますが、英語力やより専門的な数学を扱う会社ではENGやTG-WEBなどのテストを採用していることがあります。
このページでは、採用率の高いSPIの対策を紹介します。
SPIについての詳しい説明
SPI検査は、リクルート社が提供するwebテストで、能力検査（言語・非言語）や適性検査など複数の検査により構成されています。
選考への導入率が最も高く、高校生はSPI-H、新卒採用ではSPI-U、転職ではSPI-Gと用途や受験者別のテストが用意されています。
- 能力検査
能力検査は、国語の知識や文章を読む力を測る『言語』、基本計算や図表を読む力を測る非言語で構成されています。
双方とも制限時間が設けられており、時間内に解けた問題の数や正答率が算出されます。
- 適性検査
適性検査では、受験者の人となりや仕事への適正を測ります。
選択形式で出題される質問に対して、最も近い選択肢を選ぶことで大まかな人物像がデータ化されます。
- 英語検査
英語力を測定するためのテストで、一部の企業のみで実施されます。
- 構造的把握力検査
物事の関係性・共通性について『与えられたバックグラウンド情報から構造的な理解ができているか』といった情報整理の能力が問われます。
企業がwebテストを行う理由
どうして企業はwebテストを行うの？
お互いに面倒でデメリットだよ～。
確かに費用や手間はかかるが、それを上回るメリットがあるからだろう。
企業が選考過程にwebテストを取り入れるのには主に3つの理由があります。
- 最低限の知識を確認するため
- 会社に合う人材かチェックするため
- 就活生の足切りをするため
働くにあたって最低限の知識を習得しているか、会社のレベルや雰囲気に合っているかのチェックは入社後のミスマッチを防ぐために役立ちます。
また、応募の殺到する会社では全ての就活生を選考に進ませることができないため、優秀な一部の人材に絞るためにwebテストによる足切りが行われます。
webテスト（SPI）対策におすすめの参考書
次はSPIの対策本について解説するぞ。
2～3冊マスターすれば大抵の会社で合格ラインを超えることができる。
ここからはwebテストを受ける前に使用したい参考書を紹介します。
1冊の本では不足や偏りが生じるため2冊以上用意して弱点をなくす勉強を行うのがおすすめです。
史上最強の転職者用SPIよくでる問題集
網羅的かつ実践的な本を探している方には『史上最強の転職者用SPIよくでる問題集』がおすすめです。
実践問題を基に作成された練習問題を解くことでwebテストの形式に慣れます。その後、頻出問題を解く流れになっており基礎を学びたい方に最適です。
【テストセンター・SPI3-G対応】 これが本当の転職者用SPI3だ!
SPIの勉強を短期間で終わらせたい方には『【テストセンター・SPI3-G対応】 これが本当の転職者用SPI3だ!』がおすすめです。
本書では難易度の低い問題を取り上げて手早く説くための解説を行っています。
ただし、傾向分析により出題確率の高い問題をピックアップしているため、網羅的に勉強するには内容の不足や偏りを感じることがあります。
これが本当のWebテストだ 2024年度版
SPI以外のwebテスト対策をしたい方には『これが本当のWebテストだ 2024年度版』がおすすめです。
対応力や基礎的な学力が求められるCUBICやTAPに加えて、新しく登場した性格診断のTALまで対策できます。
SPIのみ使用する方には他の参考書の方が実用的に感じられるものの、職業選択の幅を広げたい方には最適なテキストです。
史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集
アウトプットで知識定着や問題慣れしたい方は『史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集』を使用して、実践に近いレベルの問題を解いてみましょう。
どの企業でも出題される基本的な問題から上級レベルの問題まで充実した内容で、転職するなら一度は使用しておきたい一冊です。
じっくり勉強したい方はこの一冊でも十分です。
転職でもwebテスト対策は大切です
このページでは、SPIを主軸としてwebテストの基本的な解説から採用に導入する理由、おすすめの参考書を紹介しました。
中途採用では適性検査のみ実施する企業は多いです。また、能力検査もそれほど難しくないことが多いのですが、油断していると選考落ちする可能性があります。
SPIに限定せず、webテスト対策を万全に行うと職業選択の幅が広がるため、転職する業界が決まっていない方は勉強から始めてみても良いでしょう。
このページで紹介した対策本を参考にwebテストの準備を行ってください。
有休消化中に勉強する方には『転職の有給消化中にやること7選！入社に向けて有意義な時間を過ごそう』をおすすめします。
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