会社に不満があって転職するか悩んでいるんだけど、こういった相談は誰にすれば良いのかな?
転職、退職の相談はトラブルを生む可能性があるから相手選びは慎重に行うべきだ。
正しい知識を身に付けて問題解決に臨もう。
「初めての転職で不安」「退職の流れについてアドバイスが欲しい」など、転職の際に不安や悩みを抱える方は少なくありません。
職場の人間であれば共感を得られますが、相談によりトラブルが生じるかもしれません。
このページでは、転職の悩みを相談すべき相手、トラブルの元となるNGな相談先について紹介します。
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転職希望者が抱える悩み、会社への不満とは?
転職希望者が会社や転職活動に対して抱える悩みとして特に多いのが『転職できるのか』『給与、年収は下がらないか』『新天地での人間関係』です。
・転職できるのか
キャリア採用では応募者の市場価値(年齢、経験、スキルなど)が重要視されるため、アピールできる強みがないと正社員転職が難しくなります。
20代~30代前半では、転職で活かせるスキルが身に付いていなかったり、転職と仕事の両立が難しく自信を持てない人も多いです。
一方、30代後半からはキャリア構築を前提に採用活動を行っている企業から断られやすく、40代になると応募資格を満たさない求人が増えてきます。
・給与、年収は下がらないか
現職の給与やボーナスに不満はあるものの、給与やボーナスの条件を満たす転職先を見つけられない方は少なくありません。
そもそも、年収の高い企業は応募資格が難しく、若さや特別な経験がないと採用されません。
また、昇給や昇格で給与水準が高くなっていると転職によって所得が大幅に下がることもあります。
・新天地での人間関係
人間関係にストレスを感じて転職を考える人は多いですが、転職することで人間関係が改善されるとは限りません。
新天地での人間関係や社風・風土に不安があり、転職に踏み出せない人も多いです。
企業のクチコミサイトには、会社内部の情報が投稿されていることもありますが、投稿の少ない中小企業では実際に働いてみるまで知ることができません。
転職の悩みについては『転職が怖い・動けない方が実践すべき行動5選|内定を勝ち取る転職方法』をご覧ください。
転職の悩みを誰に相談したか?
転職を検討した社会人50名に対して相談相手を調査した結果『家族』を選んだ人が最も多く、次いで『友人』『同僚』となりました。
それぞれの相談相手について選んだ理由は以下の通りです。
・家族に相談した人のコメント
30代・女性
相談相手:家族、転職エージェント
会社の人に相談するのは嫌だったので家族に相談しました。
その後に家族の勧めもあって転職エージェントに依頼しました。
30代・男性・相談相手:家族、友人
完全に辞めるとは決めていない段階だったので、上司や同僚に相談してトラブルに発展したら困ると思い家族に相談しました。
・友人に相談した人のコメント
40代・女性
相談相手:友人
会社の人に話す気にはなれなかったですし、家族も近くに住んでいないので友達に相談しました。
アドバイスは貰えなくても愚痴を聞いて貰っていました。
・同僚に相談した人のコメント
30代・男性
相談相手:同僚
会社や業界の状況を把握したうえでアドバイスをくれるので、親しい同僚に相談しました。
転職の相談をするべきでないNGな相手とは?
僕は上司に相談してみようかな。
会社の上司に応援してもらえたら心強いよね!
見方になってくれればサポートしてくれる可能性もあるが、転職に反対の意見を持っていたら怖いぞ。
転職の相談を誰にすれば良いか分からない方のために、避けるべき相談相手を紹介します。
以下の相手に相談した場合、トラブルに発展したり問題が解決しないことがあります。
- 会社の人間(上司、先輩、同僚)
- 転職について専門知識のない相手
会社の人間(上司、先輩、同僚)への相談はトラブルのもと
上司や先輩、同僚など会社の人間に相談するのはトラブルのもととなるため、おすすめできません。
会社の状況をよく理解している相手であれば「悩みを分かってもらえそう」「上司に相談すれば退職しやすくなる」と、良い相談相手になりそうな気がします。
しかし、相談した相手から情報が漏れたり、相手が転職に反対する考えを持っていた場合には、パワハラを受けたり仕事がしづらい環境になることがあります。
専門知識のない相手は間違った転職のもと
家族や友達など転職に関する専門的な知識のない相手に相談するのも間違った転職活動に繋がるためおすすめできません。
身近な存在は、客観的かつ率直な意見を言ってくれる存在ですが、時には信憑性に欠けたプラスの意見を述べることもあります。
「○○業は転職しやすい」「分からないことは教えてあげる」という言葉に安心感はありますが、安易に真に受けてしまうと情報に偏りができたり選考対策が不十分になることがあります。
転職の相談をするべき相手
身近な家族も会社の人も相談相手としてはふさわしくないんだね。
結局のところ、転職の相談は誰にすれば良いんだろう?
最もおすすめできるのは、会社のOB・OGもしくは転職エージェントだな。
知識のある第三者の存在は心強いぞ!
ここからは、転職の相談をするべきおすすめの相手を紹介します。
以下の相手に相談することで、より具体的な話が聞けたり不安や疑問が解決することがあります。
- 会社のOB、OG
- ハローワーク
- 転職エージェント
会社のOB、OGからは的確なアドバイスが貰える
転職の相談相手として会社のOB、OGは頼りになります。
同じ職場で働いた経験があり、更にその会社を辞めている人であれば、会社の内情を知ったうえで適格なアドバイスをしてくれます。
また、同じ会社から転職していると、転職しやすい業界や市場価値についても理解できるため失敗を防ぐことができます。
ハローワークは無難な相談相手
身近に相談相手がいなくて誰に相談すべきか分からない方は、ハローワークで転職の相談をすることができます。
転職の相談から求人案内、選考対策を受けられるハローワークは、利用率も高く無難な相談相手となるでしょう。
ただし、ハローワークの職員はあらゆる業界に精通しているわけではなく、人によって得意な業種や知識の量が異なることを覚えておく必要があります。
転職エージェントは最もおすすめな相談相手
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特定の業界に精通したキャリアアドバイザーがいるのでハローワークで相談するよりも参考になる話が聞けるでしょう。
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転職の相談を誰にするべきかまとめ
このページでは、転職の相談を誰にすべきか分からない方に向けて、転職希望者が抱く悩み、相談すべきでない相手と理想の相談相手を紹介しました。
転職の相談を現職社員や知識のない相手にするのは、トラブルや失敗の原因となるため好ましくありません。
OBやOG、転職エージェントサービスを利用して知識や経験のある相手に相談しましょう。
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