転職を希望している会社から別ポジションで働かないかと提案されたんだ。
僕は志望する職種を伝えたのに、どうして異なる職種を勧められてしまったのだろう?
ポジションの打診にはいくつかの理由があるぞ。
今回は希望とは異なる職種を打診されたときの対処法を紹介しよう。
転職の際、希望とは異なる職種を提案されることがあります。
ポジションの打診を提案されると会社側から否定されているような気がして自信を失いがちですが、実際には採用を前向きに考えているケースもあるのです。
では、特定の職種に応募しているのに別ポジションを提案されるのはどんな理由があるのでしょうか?
このページでは、会社が別ポジションを提案する理由からケース別の対処法、適切なタイミング、メールでの返信例文を紹介します。
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転職で別ポジションの提案は多い
転職時に希望していた職種、部署とは異なる配属を提案されることがあります。
求人票に記載されていた職種に応募したのにも関わらず、他の職種を提案されることに疑問を感じる方もいるでしょう。
しかし、転職で別ポジションを打診されるのは珍しいことではありません。
適正により他部署を進められることもあれば、社員の離職や移動、選考状況によって募集人材が変わることもあります
別ポジションへの変更を提案された場合には落ち込んだり慌てず対処しましょう。
提案を受けても不採用ではない
特定の職種、部署を志望しているにも関わらず別ポジションを提案されてしまうと「不採用かもしれない」「選考で評価されなかった」と考えてしまうかもしれません。
しかし、別ポジションの提案は企業側から採用を拒否されているわけではありません。
ポジションの打診は、人手が必要な職種に人員を配置したり、マッチング度の高い仕事に就いて貰うために行われます。
場合によっては高く評価されていることもあるので、別ポジションを提案される理由について確認してましょう。
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別ポジションを提案される理由とは
希望とは異なるポジションを提案されているのに、高く評価されていることもあるんだね。
どういった時に打診されるのかを教えてよ。
そうだな、理由は様々だがよくあるケースについて紹介しておこう。
転職時に応募者の希望とは異なる職種を提案される場合には、以下の理由が考えられます。
志望度やキャリアビジョンが伝わっていない
選考書類や面接にて、応募者の志望度やキャリアビジョンが伝わっていないと別ポジションを打診されることがあります。
志望理由やキャリアビジョンに曖昧な部分が多くなると、会社の採用担当者としては「その仕事は別の職種でも携われる」「もっと熱意のある人に担当してもらいたい」と感じ、応募者の意思が優先されづらくなります。
選考の際には『どうして入社したいのか』『応募職でどういったことをしたいのか』について具体的に伝えるように心がけましょう。
他の職種の方が向いていると判断された
企業側から別ポジションを提案されるのは、必ずしも悪いことではありません。中には優秀な人材に対して、期待の意味を込めて提案しているケースもあります。
面接時に「是非とも〇〇職で活躍してもらいたい」「現在、弊社は〇〇事業部に力を入れています」の様に、応募者の経験やスキルを評価しているようであれば、その打診には期待が込められていると判断できます。
募集がない、締め切られている
別ポジションを提案される理由の2つ目に、応募した職種が募集されていなかったり、既に他の候補者によって募集が締め切られている場合があります。
また、企業によっては、選考書類やエントリーシートの情報をもとに企業側から職種が指定されることもあります。
募集の関係で別ポジションを提案された場合には、メールでお願いすることで採用枠を増やしてもらったり希望の職種に変更できることがあります。
他の職種が人手不足
応募した会社で人手不足の職種や部署がある場合には、人員配置のために別ポジションを提案されることがあります。
求人票に記載されている職種に応募したとしても、タイミングが悪ければ他の職種に応募するようお願いされてしまいます。
こういった場合に採用枠を増やしてもらえることはほとんどありません。提案を受け入れるか面接やメール、電話でエントリーを辞退しましょう。
別ポジションを提案された時の対処法、メールの例文
ところで、別ポジションを提案されたときにはどのように対処すれば良いのかな?
提案を受け入れる人もいれば拒否したい人もいるよね。
そうだな、いつ提案されるかにもよるが基本的には自分の考えを伝えれば良いぞ。
納得できないようであればエントリーを辞退するのも方法の1つだ。
ここからは、転職時に別ポジションを提案された時の対処法について解説します。
どのような対処法を選択するかは転職スタイルや希望によって異なるため最適な方法を選択してください。
提案されたポジションについて調べる
別ポジションライトを提案された時には、まずは提案されたポジションについて募集要項や業務内容を確認しましょう。
提案を受ける気がなかったとしても、すぐに拒否するのは印象が悪いです。
よく考えた上で断っていると理解してもらえるよう、提案されたポジションについて質問をしたり回答までの期間を貰いましょう。
納得できる場合には受け入れる
提案されたポジションについて情報を集めたら打診するかどうか検討します。
ここで提案に納得できるようであれば、受け入れる旨を伝えましょう。
面接時に提案を受けている場合には、メールや次の面接時に伝えます。一方、会社側から期限を設けられている場合には、少し時間を設けた後に期限内にメールや電話にて伝えます。
会社側から変更後のポジションや今後の選考について説明されるので、指示に従って転職活動を進めましょう。
応募したポジションに進めるようお願いする
別ポジションへの提案が受け入れられない場合には、本来希望していたポジションで選考に進めるようお願いしましょう。
打診を断る場合には、提案について検討した事と謝罪の気持ちが伝わるよう心がけます。
また、どうしても働きたい部署がある場合には、リクナビNEXTなどの転職サイトを利用して応募数を増やしましょう。
選考、エントリーを辞退する
提案されたポジションに納得がいかない場合や相談しても希望が通りそうにない場合には、エントリーを辞退する事も可能です。
無理に提案に従うと、業務内容とのミスマッチが生まれたり働き甲斐を感じられずに挫折する可能性があります。
「他の企業でも良いから○○職で働きたい!」という強い意志を持っているのであれば、他の会社にエントリーしたり併願他社の選考に専念しましょう。
別ポジションの提案に備えて複数エントリーがおすすめ
エントリーを辞退することになったら転職活動が振り出しに戻ってしまうから大変だね。
不運と捉えるしかないのかな?
いや、応募者側でも対策はできるぞ。
不採用や選考辞退のリスクを減らすには複数エントリーがおすすめだ。
転職を時に別ポジションを提案されると、場合によっては選考を辞退することになります。
選考辞退によって転職活動が振り出しに戻らないよう複数の会社にエントリーしましょう。
エントリーが多くなれば、ひとつの会社で不採用や選考辞退になった時に他の企業の選考に集中できます。また、面接に慣れたり他の企業に詳しくなれるなどのメリットもあります。
自信のライフスタイルや転職プランに合わせて、3〜5社の選考に進み、予備の企業を2社ほど見つけておくと安心です。
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このページでは、転職で別ポジションを提案された際の原因や対処法、返信メールの例文を紹介しました。
ポジションの打診をされるとネガティブな印象を受けてしまいますが、悪い評価を受けているとは限りません。会社の都合や応募者の能力、ひととなりを考慮したうえで提案している事もあります。
別ポジションを提案された時には、一度そのポジションについてよく調べ、自分が何をしたいのかを考えたうえで最適な答えを出しましょう。
また、選考での思わぬ事態に備えて複数の会社にエントリーしましょう。上記で紹介したリクナビNEXTが使いやすくておすすめです。
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