面接を受けた会社から結果の連絡が来ないんだ。
自分の転職スケジュールにも影響するし、こちらから問い合わせをした方が良いのかな?
返信の目安となる期限を過ぎている場合には問い合わせを行うと良いだろう。
今回は選考結果の連絡が遅い時に考えられる理由や問い合わせの方法を紹介しよう。
転職活動では、書類選考や面接の結果が遅れることがあります。
選考通知が遅れることで、転職の計画に支障が出たり「選考は進んでいるのかな?」と不安になる方もいることでしょう。
スムーズな転職活動を実現させるためにも、人事担当者へ問い合わせをするべきです。
このページでは、選考結果が遅くて困っている方のために、連絡が遅くなる理由や問い合わせのタイミング、正しいメールの送り方を紹介しています。
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選考結果の問い合わせをしても良いのか?
面接結果の問い合わせ自体に問題はありません。
ただし、連絡期限の有無で対応が異なるため確認しておく必要があります。
1.連絡期限が設定されている場合
面接結果が返信期限を大幅に過ぎている場合には、応募者側から問い合わせることが可能です。
返信期限を過ぎている場合には、採用担当者が期限を忘れていたり、システム上のトラブルでメールが届いていないなど、様々な可能性が考えられます。
今後の選考に影響しないよう、期限の翌日~3日後を目安にメールを送りましょう。
2.連絡期限が設定されていない場合
選考結果の連絡について期限が指定されていない場合でも目安の期限を参考に問い合わせを行うことができます。
選考結果が出るまでに必要とされる時間は、一般に『書類選考で2週間程度』『面接で1週間程度』とされているので、この期間を1週間以上経過している場合には問い合わせを行いましょう。
期限内の問い合わせは催促行為となり、悪い印象を与えかねないので注意が必要です。
面接結果が遅れる理由とは
返信期限を過ぎている場合には問い合わせが可能なんだね。
でも、どうして面接結果が遅れるんだろう?
理由は様々だが、大規模な採用活動を行っている会社は選考に時間がかかるようだ。
選考結果は通常1~2週間で送られてきますが、実際には目安よりも遅くなることがあります。
選考結果が遅れるのには以下のような理由があります。
- 繁忙期に採用活動を行っている
- 応募者が多くて選考に時間がかかっている
- 採用者から連絡をしている
- 補欠になっている
- 書類での通知のために時間がかかっている
エントリー数の多い会社では、日程調整から選考の実施までに膨大な時間がかかり結果が遅れやすいです。
また、採用予定の人材から優先的に連絡している会社も多く、不採用予定の応募者が後回しになる例も珍しくありません。
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問い合わせメールの送信マナー
期限を過ぎていることを確認したし、これ以上待つのはスケジュール的に難しい。
問い合わせのメールを送ることにしたよ。
会社にメールを送るのであれば、ビジネスメールの書き方について確認しておこう。
問い合わせメールを送る際には、相手に失礼がないようビジネスメールの書き方や送り方を確認しておく必要があります。
相手に悪い印象を与えないために注意するポイントは以下の3つです。
- 件名は簡潔に本文は要点をまとめて書く
- 威圧的な文章にならないよう注意する
- 相手の忙しくない時間帯に送る
件名は簡潔に本文は要点をまとめて書く
問い合わせのメールを書く際には、件名を簡潔に記載します。
件名は『選考結果に関するご質問』として件名の後に著名します。
件名が長すぎると採用担当者の目につきにくくなったり、何のメールか分かりにくくなります。
また、本文では要点をまとめて書きます。
問い合わせを行う理由や急ぎである旨を伝える必要はありません。
長々として文章を送ると、要件が伝わりづらくなるだけでなく、仕事ができないイメージを持たれる可能性があります。
威圧的な文章にならないよう注意する
企業に対して選考結果を問い合わせる時には、威圧的な態度にならないよう注意する必要があります。
結果の連絡が遅いことに対して「早く連絡をしろ」「どうして連絡が遅いんだ」といった文章を送ってしまうと印象が悪くなります。
企業の対応に不満を持っていたとしても「申し訳ございませんが、詳細を教えてください」という下からの姿勢で聞きましょう。
相手の忙しくない時間帯に送る
メールを送る際には、相手の忙しくない時間帯を選ぶのがマナーです。
入社後や退社前は多忙である可能性があるため、極力避けます。また、お昼の時間帯には席を外している可能性があるので控えましょう。
理想的な時間帯としては、お昼を除いた勤務時間、退勤後です。
どうしても時間に都合がつかない時を除いてメールを送るタイミングにも気を配りましょう。
面接結果が遅い時の問い合わせメール【例文】
次は問い合わせメールの例文を紹介しよう。
要点を押さえて書いているから、マナーに不安がある方は参考にしてくれ。
メールの文章は考えるのが大変だから助かるよ!
ここからは、問い合わせメールの例文を紹介します。
【件名】
選考結果に関するご質問(名前)
【本文】
○○株式会社
人事部 採用御担当者 ○○様
お世話になっております。
○月○日に○次面接に参加させて頂きました(名前)です。
その節は、誠にありがとうございます。
お忙しいところ大変恐縮ですが、○月○日の選考結果についてお聞きしたく、ご連絡させていただきました。
二週間以内に連絡を頂けると伺っていたのですが、現時点でお返事を頂戴しておりません。
ご多忙のところ恐れ入りますが、お手すきの際で構いませんので、ご連絡をいただけますと幸いです。
本来であれば直接お伺いしてご相談すべきところ、メールでのご連絡になりましたことをお詫び申し上げます。
よろしくお願いいたします。
(名前)
住所:
電話番号:
メール:
内容の詳細部分は、実際の選考過程や期間に変えて使用してください。
書き始めでは、直近で参加した選考を記載して分かりやすく名乗ると良いでしょう。参加した選考についてお礼を加えても良いです。
面接結果の問い合わせ状【例文】
メールよりも問い合わせ状を送った方が評価されるぞ。
時間的な余裕がある方は問い合わせ状を送信してください。
問い合わせ状を知らない人も多いだろうね。
選考結果の連絡が遅い時には、問い合わせ状を送って詳細を聞くことができます。
問い合わせ状はメールよりもマナーが良いとされることもあります。作成には手間を要しますが、時間的な裕がある方は送付を検討してください。
拝啓
貴社におかれましては、ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。
先日はお忙しい中、貴社の面接に参加させていただき、誠にありがとうございました。
○月○日の選考結果について、二週間以内に連絡を頂けると伺っていたのですが、その後の状況はいかがなりましたでしょうか。
このような形でお手を煩わせてしまい誠に申し訳ございません。
大変恐縮ではございますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
敬具
文章の始めと最後には、『拝啓』『敬具』を記載しましょう。
問い合わせ状には、到着まで時間がかかる欠点があります。企業に届くまでに選考結果とすれ違いになる可能性があるので、一言謝る文章を加えておきましょう。
選考結果が遅い時の問い合わせ方法まとめ
このページでは、選考結果の連絡が遅くて困っている方に向けて、結果が遅れる理由や問い合わせの方法、マナーを紹介しました。
選考結果の連絡が来る目安の期間は『書類選考で2週間程度』『面接で1週間程度』となります。返信期限が設定されていなかったり、目安期間を大きく過ぎている場合には問い合わせを行いましょう。
問い合わせのメールを送る際にはビジネスメールの書き方を守り、謙虚な姿勢を心がけましょう。
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